くさつ元気ルポ
活動・学び・仲間との交流でココロもカラダも健康に
水生植物公園みずの森 ガーデニングボランティア
水生植物公園みずの森「ガーデニングボランティア」さんにおジャマしました。
正面ゲートを入ると、ハスやペチュニア、スイレンと色とりどりの花が出迎えてくれ、みずの森は一足お先に夏。花影の池を過ぎ、緩やかな登りを歩くと「丘の上の花園」。ここがガーデニングボランティアさんの活動場所です。
今日参加しているボランティアさんは8名。「丘の上の花園」にある約100種類以上もの草木を中心に剪定や草引き、水やりなどそれぞれの作業に忙しそう。「植物の特性を知り、しかるべき作業をしてあげると植物はちゃんと根付きます。ボランティアの皆さんのおかげで良い環境が整い、元気で美しく咲いてくれています」とみずの森での指導者・植栽リーダーの若松さん。
メンバーは現在、16人。火曜と金曜に分かれて、週に一度、約2時間の作業です。市内だけでなく、琵琶湖の対岸から来てくれるメンバーもいるとか。ガーデニングというと女性のイメージがあるかもしれませんが、男性もちゃんといます。力仕事も結構あるので大活躍です。
代表の森さんと約20年ボランティアを続けている半田さんに聞きました。「休憩になるとお菓子を分け合い、作業後には持参の弁当をみんなで食べます。食後は一緒に烏丸半島をウォーキングしたりして、みんなここでの時間が楽しくて仕方ないんです。それに何といっても、専門家からガーデニングのコツを教えてもらえるのが醍醐味ですね。ここで教えてもらったことを、うちの庭や近くの公園の花壇なんかで活かしているメンバーも結構いますよ」。なるほど、若松さんは植物の専門家として温かく指導する良き先生でもあったのですね。
会の皆さんにも、活動の魅力を尋ねると「来るたびに植物の表情や園内の景色が変わるのが楽しみ」「木々の緑や香りを全身で感じて、気持ちいい」「土つくりや花の名前を覚えることができた」など、一人ひとりが自分なりのやりがいや楽しみを見つけている様子です。
森さん、最後に一言。「いつでもメンバー募集中です。みんな植物が好きで、草花をイキイキと、そして美しく育てたいと思っている仲間だから、話はいつもつきません。ぜひ一緒に活動してください」
ガーデニングを通じて仲間ができて、まちも美しくなる。あなたも活動・学び・仲間との交流でココロもカラダも健康になりませんか。水生植物公園みずの森には、今日も心地よい夏の風が吹き渡ります。
【プロフィール】 | |
水生植物公園みずの森ガーデニングボランティア (場 所) 水生植物公園みずの森 (活動日) 毎週 火・金曜日の10:00-12:00 (各曜日に班が分かれて活動) (連絡先) 077-568-2332 (URL) https://www.seibu-la.co.jp/mizunomori/ |