平成6年6月発足の「手話サークルびわ湖」は、およそ30年の歴史ある草津の団体の一つです。サークルでは聴覚障がいのあるメンバーさんから手話指導を頂きながら一緒に学んでいます。メンバーの中には手話通訳者や手話通訳士の資格を持つ方もいます。
　「山」「川」「林」など簡単な言葉を習ったり、数字を教えてもらって「私の誕生日は○月〇日です」と発表したりしました。また「ありがとう」や「おはよう」などあいさつの手話も教えてもらいました。手話の楽しさに触れるとともに奥深さも感じた時間です。
　手話は、顔の表情や唇の動きなども大切です。今はマスク姿が日常になり、伝わりにくいところもあります。フェイスシールドごしの皆さんの笑顔で、手話のおしゃべりをしている楽しそうな様子が印象に残りました。