くさつ元気ルポ
一汁一菜 バランスごはんで元気に!
夏休みこども料理教室
小学生2年生から6年生までの子ども約10人とその保護者が参加し、角出さんによる栄養と食事バランスについてのプチレクチャー、浅井さんによる調理のコツのレッスンの後、和気あいあいと料理実習がスタート。
慣れない手つきの子どもたちを保護者がフォローしながらも、具たくさんの夏野菜お味噌汁に野菜の肉巻き、しそとじゃこのおにぎりが完成し、試食タイムではみんな、美味しそうに味わっていました。
小学生のうち3人は男の子で、「これからは料理ができなくてはと思い、参加しました」との保護者の声。参加した本人たちも「めっちゃ楽しかった!」と満足げでした。
主催した角出さんと浅井さんは、ともに離乳食・幼児食アドバイザーの資格も保持されています。料理メニュー担当の浅井さんは、18年間、病院栄養士として栄養指導に従事し、ごはんづくりに困っている方に多く出会った経験から、直接サポートができる料理代行の仕事を開始されました。
また、健康食育シニアマスターの資格も持つ角出さんは、草津市が設置する「赤ちゃんの駅」で開催する「子ども栄養相談会」で講師を担当している他、ご自身の子どもの経験から、発達障害の子どもを持つ親へのアドバイスができる仕組みを作りたいと考え、毎月、一定額で日々の食事や子育ての相談ができるシステムをLINEの「OpenChat(オープンチャット)」で構築中、近々にリリースするとのことでした。
参加者には、保育士の資格を持ち、子連れで参加できるパン教室を開催している人や、同じく保育士の資格を持ち、子どもの預け先に困ったときに、自宅に伺って子どもを預かる訪問保育士をしている人など、子どもを持つ親に寄り添った活動をしている人が多く集まった会でもあり、参加者の繋がりから新しい取り組みが生まれくる、そんな可能性を秘めた素敵な料理教室でした。
料理教室をはじめとした意欲的な2人の今後の活動、Instagramで是非チェックください! (2024.8)