くさつ元気ルポ
世界のリズムにのってコミュニケーション♪
おやこリズム体操 ヒッポファミリークラブ・新日本婦人の会
ピアノに合わせて飛ぶ!跳ねる!-
「冬でも、いや寒い冬こそ親子で思いっきり体を動かして遊ぼう!」と、「おやこリズム体操―世界のリズムにのってコミュニケーション」が開かれました。
これはヒッポファミリークラブと新日本婦人の会によるコラボレーション企画。ヒッポファミリークラブは国籍や年齢を超えて互いを理解するため複数の言語でコミュニケーションを図る活動をしています。一方、新日本婦人の会は子どもたちの成長と女性が幸せを感じられる社会をめざし、親子リズムや絵手紙など様々な活動をしています。日ごろはそれぞれ活動している団体が共に一緒にすると何が生まれるのか!?草津コミュニティ支援センターのコラボ助成で実現したこの企画に期待が膨らみます。
当日、会場となった草津市立まちづくりセンターには約50組もの親子が集まりました。歓声を上げ元気に走り回る子どもたち、もう外の寒さが嘘のような熱気です。先生のピアノにリズムをあわせ、お母さんと子どもが体を動かします。「さあ、みんなでゴロゴロ~!」の声で子どもたちは床に転がり「ゴロゴロ」、まだできない小さな子だって負けません。お母さんに手伝ってもらえば「ゴロゴロ」。
もう、あっちでゴロゴロ、こっちでゴロゴロ。かわいいイモムシたちは会場をいっぱいに使って体を動かします。
楽しいおやつの後も、アルファベットのゲームや外国の音楽に合わせて動きまわります。たくさんのお友だちと一緒に体を動かした子どもたちのキラキラと輝いた目が印象的です。「子どもは、親が思っている以上に自分の力で色々なことを吸収しながら成長していくもの。赤ちゃんが言葉を覚えていくように、小さなころから“遊び”を通して、楽しみながら自然に外国語を身に付けたいものですね」とヒッポファミリークラブは話してくれました。
目的も日ごろの活動も違う2つの団体。それぞれが違っても連携すると思わぬ成果が生まれるものなんですね。まだまだ元気が有り余っている子どもたちの中には、「もっと遊びたい」と泣き出す子がいるほどの帰りたくない様子に、お母さんも満足した笑顔です。
冬の寒い季節、「こたつで絵本」だけじゃない楽しみ方を教えてくれたヒッポファミリークラブと新日本婦人の会。そして目一杯に体を動かした親子たち。寒い北風なんて吹き飛ばすほど、笑顔がいっぱいの催しでした。(レポート:佐村木裕美)