やっと春が来ました。ぼくも、わたしも、お母さんもニコニコ。
いつも、まちづくりセンターで活動している「子育て支援グループはな＊はな」は、託児室を飛び出し、野村運動公園でお花見です。

　桜は満開です。子どもたちとお母さんは、まず歌と手拍子で自己紹介。次に両手を使って数遊び。歌と合わせながら､体も、ちょこちょこ動かしていました。
　しばらくして、子どもたちは、ぬいぐるみ・ボール・玉はじきなどのおもちゃに心変わり。
お母さんたちは育児や家族のことなどで、おしゃべりが盛り上がっています。
　「はな＊はな」は育児を頑張っているお母さんと子どもたちがこのように集う場を提供しています。

　核家族化が進み、おじいさんと、おばあさんと一緒に子育てする機会が少なくなってきました。特に一人目の赤ちゃんを育てる時は「なぜ？」「どうしたらいいの？」と思うこともたくさん。そんなお母さんが孤独にならないように情報交換をしたり、おしゃべりしたり、お友だちを作ってもらおうと「はな＊はな」は誕生しました。サポーターはベテランのお母さんばかり十数人。毎週金曜日まちづくりセンターで３カ月から未就園児を対象に活動しています。いつもは室内ですが、今日は公園で春の風情を感じながら遊ぶことができました。

　今日のようなお花見やバスを借り切って動物園への遠足など楽しい催しも企画しています。「遊具がなくても、小さくても、安全な遊び場所があれば」という代表者の白井さんの言葉の通り、子どもたちは気の赴くままトコトコ歩きまわっています。後を追うお母さんたちも笑顔です。午後はたっぷり、お昼寝できるかな。
（レポート：高良　佳美）