ひとまちキラリは、草津市において、創意工夫あふれる魅力的なまちづくりをすすめるために、市民の自主的なまちづくり活動を資金面から支援する助成金事業です。
採択された団体は、「志那町史編纂委員会」「おやじの会」「エコノボイス滋賀」の3団体。

「志那町史編纂委員会」は、郷土の歴史と文化を掘り起し、町史作成を通じて、郷土愛を育むとともに、町内や学区はもちろんのこと、市域でも町史を主題とした取り組みを発信。

「エコノボイス滋賀」は落語を通じて草津宿場町の活性化と南草津の融合、素人噺家のすそ家拡大を目指すことを目的に活動。この団体は、「環境落語」を得意分野としています。子どもたちの中に環境落語の噺家を育成し、5名の子どもたちが噺家としてデビューの日を心待ちに日々練習しています。

「おやじの会」は、普段隣近所と交流のないおやじたちが中心となり、交流の輪を広げ、子どもたちと一緒にいろんなものを作ったり、ふれあいを目的にしている活動。コミュニティが希薄化する中で、おやじがまちの中心になり、まちの絆を築いていく。草津では、ニュータウンがまだまだ建設される中、この団体がモデルとなりいろんな地域に広がりを期待したい活動です。

3団体とも緊張した面持ちでの発表となりましたが、草津のまちの一つの絆がうまれたひと時でした。