こんにちは！草津市コミュニティ事業団です。
8月4日、「子どもは知っている！草津の現代史」開催しました。
当日は草津宿街道交流館学芸員岩間一水さんと23名の受講者で草津の1980年代以降の歴史をふりかえりました。

まずは草津市が誕生した約60年前からの出来事を写真と一緒にふりかえりました。昔の草津駅周辺の開発やびわこ国体の様子などのエピソードを岩間さんにお話しいただき、受講者からは懐かしいという声も聞こえてきました。

続いては、小学校をテーマに草津の歴史を見ていきます。
現在、市内には14の小学校がありますが、草津市が誕生した昭和29年には6校しかありませんでした。まちの発展と共に新しい小学校がつくられてきたのです。

最後に都市開発の状況から草津の歴史を振り返りました。写真は岩間さんが百貨店・スーパーの建設に伴い、これまで京都まで買い物に行っていた人の割合が減り、草津市内で買い物を済ます人の割合が増えたというデータを示しているものです。このようにまちの発展が人々のライフスタイルを変えてきたのです。

これまであまり知らなかった草津の歴史に驚き、草津の魅力を再発見できる講座でした。最後に「ベッドタウンという言葉は好きではない、寝るだけの場所と考えず、住んでいるまちのことを知り、好きになってもらいたい」という岩間さんのメッセージで講座を締めくくりました。
コミュニティ事業団は今後も草津のまちのことを知り、草津のことがもっともっと好きになる講座を考えていきたいと思います。