7月5日(土) 前日までの雨もあがり気持ちのいい風が吹く中、志那町主催で外来魚駆除のための釣り大会が開催されました。 場所は公園整備され、きれいになった志那町平湖・柳平湖岸。 この大会には、「ひとまちキラリまちづくり助成事業」で平成25年度に採択となった「志那町史編纂委員会」が運営に協力してくださいました。 平湖・柳平湖の二つの内湖を含んだ水郷地帯である志那町は、昔から在来魚との関係がとても強く、現在編纂途中の町史にも多くのページを割き解説が加えられることになりそうです。
そんな中で行われたこの釣り大会には、ちいさいお子さんたちもたくさん集まって、終始楽しい声が響いていました。中でも若いお母さんが餌のミミズに悪戦苦闘している姿が微笑ましかったです。 2時間がすぎ、計量が行われ、参加者全員に湖魚の佃煮がプレゼントされた他、釣った総重量上位5名に賞品が授与されました。 釣果としては体長10センチ前後のブルーギルがよく釣れていましたが、中には30センチほどのブラックバスもあり、無事に釣り大会は終了しました。
昔、この一帯では春になるとモロコ釣りのために京都や大阪からも釣り人が大勢押し寄せたそうです。モロコ以外にもフナやコイ・ワタカ・ナマズ・うなぎ・等種々の魚がいて、 「昔は、ぼてじゃこがたくさん釣れて、釣った魚は晩御飯のおかずに食べたんだよ」と教えてもらいました。 志那町はもちろん、県や市も内湖の再生に関する様々な事業を行っており、徐々にではありますが内湖の水質がよくなっているともききました。昔のようにぼてじゃこやモロコがいっぱい釣れるようになる日もきっとくると感じました。
釣り大会結果 ○釣り大会参加者(釣竿貸し出し)42名 ○1位 760グラム 2位 700グラム 3位 610グラム(2名) 5位 600グラム ○総重量 12,370グラム(12.37キログラム)
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