「学校に行きづらい小中学生のフリースペース」事業をされている「JAGUARの部屋（代表　礒嶋玲子さん）（2020・2021年度のひとまちキラリ助成の採択団体）」が、5月20日、老上まちづくりセンターの大会議室でNPO法人JAMネットワークの真崎英香さんを講師に、「コミュニケーションの不安に親子で取り組む課外授業」を開催されました。

　講師の真崎さんが、ご自身のお子様の状況を話題提供しながら、ことばについて話されました。ことばは、就学前、児童期・学童期、青少年期といった子どもの発育時期に応じて課題があるそうです。
　

自分の気持ちを大切にしながら相手に伝えることや、相手の話を聞いてその話を受け入れることの大切さ、周囲と調和しながら関わっていくことにおいてことばのチカラがとても重要であること、ことばは、人間関係の基盤であること、子どもの言葉を聞いたら、それを言えた勇気を認めてほめてあげる（相槌でも良い）こと等、うなずけることがいっぱいの1時間でした。

「JAGUARの部屋」さんは日ごろは月曜日か木曜日に老上まちづくりセンターで学校に行きづらい小中学生の居場所づくりをされています。（この日も１階で子どもの居場所も設けておられました。）通常は来訪した子どもはそれぞれに過ごしておられるようですが、ひと月に１回、子どもとスタッフみんなで一緒にできるクッキングや野菜の苗植えなど企画されています。今回の会は初めての試みということでしたが、大人向けの催しもとても良い取り組みだと思いました。


JAGUARの部屋さんのfacebookは下記のとおりです。