秋晴れがさわやかな10月18日。草津市役所周辺で「市民ふれあい秋まつりinくさつ」が開催され、アミカホールのロビーでは当事業団が主催する草津市制60周年記念事業「ふるさと草津60年史 草津の歩み年表写真展」が行われました。
草津市が誕生したのは昭和29(1954)年のこと。この年、アメリカの女優マリリン・モンローが来日しました。 市になってから2度の財政危機がありましたが何とか乗り越え、今では13万人を超える人口を持つ都市となりました。
会場では、昭和29年~平成26年までの出来事を書いたタペストリーとA3の大きさに引き伸ばした写真を複数展示しました。 「市誕生の時は小学生だったの。この写真に私、写ってるのよ」と笑顔で話してくれる女性や、「草津に来たのは10年前だから、私が知らない草津を見ることができて嬉しい」と言ってくれました。 大人は懐かしげに、移住してきた人や子どもは今では想像できない草津の姿に興味津々です。
数々の写真は、当時を一生懸命に生きてきた人々の生涯の内、一瞬をとらえています。その一瞬の積み重ねが今を創り、写真を見た現代の私たちに多くのことを語りかけてくれています。
この展示を見た人々が、草津の歩んできた歴史をさらに知りたいと思ってくれると、幸いです。
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