あおばなで染める会のあおばな摘みと花びらから色素を絞り出す作業を見てきました! あおばなの花は朝に咲き、太陽の光が強くなるにつれてしぼんできます。そのため花びらを摘む作業は朝早くから行わなければなりません。学生さんは夏休みにも関わらず、朝からあおばな畑で頑張ってくれています。 花びらに花粉が付かないよう気をつかうので、頭も体も動かして、噴き出す汗も2倍になりそうです。
先生と学生の3人が1時間で摘んだ花びらはボウル2つ分。これから花びらを絞って色素を出します。花びらを手で揉んで少量ずつ布に取って絞ると、色素が液状に滴り落ちます。手も布もあおばな色素で真っ青です。 搾り終えたら網で濾して不純物が入らないようにします。完成した色素の液は90mlほど。学生さんからは「少なっ!」という驚きの声があがりました。ストール1枚を染めるために、たくさんの人の汗と時間が費やされていることがよく分かる瞬間でした。
原液もできてさあ終わり、かと思いきや。活動日誌を書いたあとプレゼンテーションに使う資料作りをするのだとか。実はこのあおばなを染める会の活動は「日本学校農業クラブ大会」の県予選で1位になり、次は近畿大会に出場するそうです。そのため学生たちは普段の活動+大会に向けて資料作りや発表の練習に取り組んでいるのです。草津の学生たちの活動がこうやって評価されることは私たちも大変嬉しく、頑張りが報われて子どもたちの自身にも繋がることだろうと思います。
「湖南農業あおばなで染める会」って? 詳細は下記のURLリンクへ!
前のページに戻る