団体インタビュー
木村朱里さん、最年少で湖国初の女流棋士に!
女流棋士 木村朱里さん
将棋との出会い
女流棋士になる
目標を定めた木村さんに迷いはありません。5年生になると将棋連盟の研修会に入会し、プロの師にも付きながらライバルたちと切磋琢磨する日々。家族も将棋中心の生活となり、将棋部のある中学に通うため家族で草津に引っ越してきました。
「将来はタイトルを獲りたい。そのために今は強くなることに専念」という木村さん。学業以外の時間はネットで、対面で、と将棋漬けの日々ですが、「煮詰まってくると前向きになれないから」とKポップに夢中になる一面も。イマドキ女子の表情にどこかホッとします。
好きな教科は国語。特に小説を読むのが好きだとか。
「トップの人たちの将棋にはきれいな流れがあるんです。そこが小説に似てるなって思います」
うん、やっぱり脱帽です。
「将棋会館のある大阪に行くことが多いのですが、草津からはすごく行きやすい。それに何をするにも便利で住みやすいです。人が多い都市だけど自然も程よく残っていて、どこか穏やかな感じもあって、大好きなまちです」
どちらかというと「じっくり考える長考派タイプ」という木村さん。これからプロとして厳しい公式戦も始まります。ここ玉川から生まれた女流棋士の活躍に目が離せません。
コミュニティくさつ133号 2022.10月
My home town story 玉川より