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まちサポくさつ (公財)草津市コミュニティ事業団

団体インタビュー

玉川をBKC学生の第二の故郷に ~玉川公式LINE~

立命館大学サービスラーニングセンター 学生コーディネータ―代表   谷口諒平(理工学部環境都市工学科 3回生)

はぎたま(玉川公式キャラクタ)  「玉川まち協さんからこのお話をいただいた時、ぜひ自分がやりたいと思いました。私自身は草津出身ですが、大学の地元である玉川のことは何も知らなかったから。通学途中にバスから眺めるだけのまちでした」
 早速、学生チームを組み、「学生や若い人たちが欲しい玉川の情報ってなんだろう」とLINEの企画を進めます。最初に取り組んだのがキャラクターづくり。「玉川と縁をもってくれる“関係人口”を増やしたいなと思って、キャラクターは公募しようと考えたんです。学生の中にはイラストやデザインが好きな子もたくさんいるので…」

ワークショップ  ところが1か月経っても期待する学生側からの応募がありません。えっ、どうして?「学生自身が玉川のことをほとんど知らないってことに気づいたんです。知らないからイメージもできない。そこで玉川の歴史や地元を知る講座を学内で開催しました。
 その甲斐もあって徐々に応募が増え、地元からの応募も含め43点もの作品が集まりました。こうして玉川の公式LINEキャラクター「はぎたま」が誕生。

谷口くん  「玉川LINEプロジェクトは始まったばかり。学生には玉川で安心して楽しく過ごせる情報を届け、地域には学生のパワーで活力をもたらすことで貢献できればいいなと思います。このプロジェクトのおかげでたくさんの玉川の人と出会い、学生生活が濃密で豊かなものになりました。今や玉川は私にとって第二の故郷です」


コミュニティくさつ133号 2022.10月
My home town story 玉川より

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