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まちサポくさつ (公財)草津市コミュニティ事業団

団体インタビュー

“人のつながり”こそ究極の防災

マンション防災委員会 江藤沙織さん

江藤さん  もし昼間に地震が起きたらどうしよう。私だけで子どもを守ることができるのか―。
たとえ、マンションが別でも、日ごろのつながりさえあれば助け合うことができるかもしれない、と活動しています。防災は日ごろの備えが大切ですが、私たちの考える究極の備えは「人のつながり」。町内会・年齢・住むところや趣味がちがっても「防災」だけは無関係な人はいません。積極的な人ばかりがつながるのではなく、元気をなくしていたり、人づきあいが苦手な人でも、「防災でつながる人間関係」だけは必要だと思います。それも日常生活の延長で、楽しく継続的につながることが必要。

防災委員会物々交換  子育て中なら子どもの年齢ごとにヨコのつながりがつくりやすいですが、年齢が少しちがう人とのタテのつながりは意外と難しいもの。そんな“タテつながり”をつくる仕組みの一つとして、LINEを使った「あげます・もらいます」グループを立ち上げました。子どもが大きくなって使わなくなった子育て用品のやりとりを実際に当人同士が顔を合わせて、モノを受け渡すことで互いの交流を図る。一見、防災とは関係ないようですが、いざという時に助け合う集まりのためにつくったしくみです。現在、ママを中心に60人の登録がありますが、まずは100人くらいには増やしたいですね。

取材・掲載

非常はしご コミュニティくさつ116号 2018.3月
「イマドキのマンション事情」より

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