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いやいや、町会長さんのチャレンジは立派です。そんなに落ち込まないでください。地域清掃にゴミ当番、会費の徴収など日々の町内会活動では多くの女性が活躍しています。ところが、役員さんとなるとまだまだ男性中心。草津市男女共同参画センターの調査*では女性が代表である町内会の割合はなんと1割を下回る状況です。なんとも不思議ですね。
高齢化や人口減、町内会未加入など町内会を取り巻く環境が厳しくなればなるほど、役員さんへの負担が集中し、「もう疲れてしまった」なんてことも。そこで女性や若い世代にもどんどん参加してもらい、みんなで少しずつ負担できれば素敵ですね。もちろん後ろ向きな話ばかりでなく、元気な女性や若い世代が地域に関わることで、色々なアイデアや活動が生まれ、今よりも魅力的で元気なまちになっていくこと請け合いです。
でも、どうすれば?彼女たちの言葉にもヒントがありそうです。「夫に任せている」というのは、「役員は世帯主がなるもの」と思い込んでいるのかも。「時間がない」のは会議の時間帯がライフスタイルに合わないのかもしれないし、事務の量や仕方を見直すチャンスかもしれません。そこで、女性や若い人たちに集まってもらい「どうすれば町内会に関わりやすくなるか?」なんて前向きな話し合いの場をもってみるのも一つですね。だって自分たちが暮らすまちなのですから。
これってやっぱり、みんなの問題。
*草津市男女共同参画センター
「令和3年度市内町内会における男女共同参画に関するアンケート調査」
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