団体インタビュー
図書館の舞台裏
二井治美さん (草津市立図書館 司書)
図書館の中をよ~く観察してください。カウンターで本の貸出し・返却受付け・貸出しカードの作成をしている人、返却された本を所定の位置に返したり整理したりするのに書架の間を忙しく動き回っている人、ニコニコしながら子どもたちの話し相手をしている人、利用者から何やら言われている人、これみ~んな司書さんです。
でも私たちが日ごろ目にするこんな光景は司書の仕事のほんの一部。
行きたくても行けない いつかそんな日が…
岡進一さん (山田21まちづくり推進委員会)
草津市の西部に位置する山田地域は湖南幹線を挟んで東側は都市化が進み、西側は農村地域となる混住地域です。
特に浜街道より琵琶湖側の農家の高齢化は深刻で、山田で有名な草津メロンをはじめとしたビニルハウス栽培も後継ぎがなく、ハウスが荒れたまま放置されているのが目につきます。景観も良くないですね。ただ田畑については圃場整備がされているおかげで機械が入ることができるし、水道も整備もされています。
夢街道「あいさつ通り」の軌跡と奇跡 家庭が変わる!学校が変わる!まちが変わる!
草川邦章さん(夢街道「あいさつ通り」推進友の会 会長)中谷仁彦さん(老上中学校長)
長い教員時代を老上小学校長で終えた草川さんが、老上公民館(現:市民センター)の館長になったのは平成2年のこと。このころの老上学区は南草津駅の開設を目前に控え、新興住宅地の住民が60%を超え、小学校も児童数が1200名を超えるマンモス校となるなど急激な人口増加の時期を迎えていました。
周辺の環境が大きく様変わりする時代を教員と公民館長の立場で見つめ続けた草川さんは、まちに住む人たちの微妙な変...
目配り、心配りの見守りで高齢者が元気!
宅老所あおばなの家
木川町で高齢者のサロン活動「宅老所あおばなの家」をしています。十数年前、JA女性部で介護のお話を聞き「介護予防のために自分たちも何かできないか」と考えたことがきっかけでした。木川には高齢者がたくさんいます。二世代、三世代同居の家庭が多いのですが、一緒に暮らす家族は仕事や学校があって、おじいちゃんやおばあちゃんが留守番です。「昼間独居」とでも言うんですかね。出かけることも、話し相手もいない。
毎日食べるものを届ける仕事
西木米穀店(草津市野路町) 西木亨さん・西木早苗さん
ずっと米の配達をさせていただいていますと、ここ草津でも家族の人数が減ってきたことを実感します。毎日食べるお米を配達するという仕事だから家族やまちの変化がよく分かるのかも知れませんね。三世代同居の家が二世代になったり、お子さんが独立してご夫婦だけになったり。連れあいを亡くし急に寂しい暮らしになった…。高齢者のお客さんには、特に気にかけて話かけるようにしています。
市内のとある新興住宅に配達した...